知らないことを不安に思って焦る必要はない

ボクは「幼稚」な日本人であり続けたいと思っていますが、

賢くならなくてはいけないとも思っています。

 

米内さんの2期先輩で

仲の悪かった人に末次って人がいます。

この人の存在がなかったら

米内さんは現役のまま総理大臣をやるって選択が

あり得たのかもしれない。あったとは言い切りません。

末次信正。

海軍の中にあって、陸軍みたいなことをした人で、

米内さんが胸ぐらをつかんで、

「5.15事件の陰の張本人は君だ!」

と、どなりつけたような相手です。

しかし、こと作戦においては

艦隊派、条約派を問わず、

一目も二目も置かれていた人です。

第二艦隊参謀兼副官として

中村良三、末次信正に仕えた

扇さんがこんな言葉を残しています。

中村と末次とは同期。

末次の方が後で、前任者である中村について、

扇さんにこう言ったというんです。

「中村は、本当に真の秀才である、頭が良い。

しかしねぇ。君、人間ね、10知れば、10迷うんだ。

10迷っとったら戦にならんのだ、仕事ができないんだ。

それを10見ながら、

ここに自分の主体的な判断を下さなきゃいけない」

扇さんによると、演習をやると

中村はいつも失敗ばかりしていたそうです。

 

人生は選択の連続です。

いつまでも迷ってるわけにもいかない。

迷いのもととなる情報を

手を広げてかき集めるような必要はないと思うんです。

ボクが得る情報量というのは極端に少ないと思います。

ただし、そのことを知っている知人から、よく言われるんですよ。

「なんで、そんなこと知ってんの?」

「引きが強いよなー」

ボクは自分でも不思議に思ってるんですけど、

大事な情報は向こうからやってきますね。

ボクは、センサーという言葉を使っていますが、

センサーを磨いておけば、ちゃんとやってくる。

そんな意識が、無意識にあります。

ちょっと、偉そうに言えば、

生命のエネルギーに従っているということになりますか。

 

ボクは、常に物事を肯定的にとらえるようにしています。

最初に、A という情報が入る。

次に、A とは真逆のB という情報が入る。

ボクは、どちらも肯定的にとらえます。

選択の必要に迫られない限り

そのままにして泳がせておきます。

興味の薄いものは、おそらくそのまま忘れてしまいます。

ところが、世間が騒いでますと、

C とかD とか、どんどん入ってきますね。

それをどうするか、どうとらえるか。ですね、

そんなお話をしたいと思いますが、今日はここまで。