Lección 14

ボクの生まれ育った豊橋という町は

喫茶店の数が非常に多いらしく

二十歳のころ、

ボクは喫茶店でアルバイトをしていまして

そのころ、モーニング戦争と呼ばれていました。

今では名古屋のモーニングサービスが有名ですが、

あの頃は、名古屋のものより一品か二品多いのが

豊橋のモーニングサービスでした。

今は愛知県全体で均されちゃった感じですかね。

 

何店舗か喫茶店を経営していたオーナーが

おもしろいことを言っていました。

「喫茶店のモーニングに来るお客さんはというのは

主婦が多い、その主婦たちの話題は、どこの店の

モーニングサービスがいいか。というものだ」

バブルのころで、ホント平和な世でした。

 

喫茶店で働いていましたが、

ボクはコーヒーが好きではありませんでした。

ボクの同級生で

「オレ、コーヒー好きなんだよ」

と言っていたやつがいましてね。

そいつと喫茶店に入り、コーヒーを注文したときです。

彼は砂糖を何倍も入れるんです。

ボクは、コーヒーが好きではないとはいえ

喫茶店で働いておりまして

コーヒーが好きならブラックに近いコーヒーを

飲むものと思っていましたから

その行為を非難しました。

すると、こう言い放ったのです。

「オレにとってのコーヒーは、缶コーヒーなんだよ」

今から30年以上前の話しです。

ブラックでコーヒーを飲む人はあまりいませんでしたし、

けっこうこういう認識の方、多かったんじゃないかな。

ボクもそうです。そうでした。

コーヒーとは、甘い大人のジュースみたいな感じ。

ところが、喫茶店で働いていて、

これはお茶なのか。と、

おいしいとは思わないんですけど、

そういう認識に変わってきたのです。

そして、思ったことは

同じお茶なら、日本茶の方がいいな。

こういう認識になってから、

ヨーロッパを旅しました。

 

フランスまでは(ドイツから歩き出した)、

カフェに入って注文するのはビールでした。

(真っ昼間の話しね)

たまに炭酸水だったり、

フランスに入ってからはワインもありましたが、

おおむねビールでした。

ところが、たまにレストランで食事をした後に

コーヒーを飲むことがあったんです。

お茶の感覚がありますから

ちょっと、背伸びしてブラックで飲みました。

エスプレッソコーヒーに出会ってしまったんです。

 

そこからエスプレッソコーヒーが好きになりましてね。

ボクの部屋にはエスプレッソマシンがあります。

みんな不思議がりますよ。

テレビもエアコンもない人が

10万円くらいする

エスプレッソマシン持ってるんですから。

 

エスプレッソを知ってから

午前中であればカフェでコーヒーを注文しました。

いろいろなマシンがあるんですが、

ボクに味の差なんてわからないのですが、

流行っている店舗のマシンの形が決まってました。

日本に帰ったボクは、

家庭用の、そのタイプのマシンを探したのです。

エスプレッソマシンは、

当時、簡易なものなら二、三万からありました。

しかし、ボクの目当てのものは

量販店では、なかなか見つからず、

浅草近くのカッパ橋商店街の

コーヒー機器店でやっと見つけたのです。

値段を見て一瞬尻込みしましたけど、

ここまでくるともう病気ですからね。

それからもう、20年くらいたったでしょうか。

そろそろガタがきはじめてるんですけど、

イタリア製なんですよね。

部品、手に入るのかなぁ。

 

ここまで、スペイン語、cero

コーヒーを頼むとエスプレッソが来ます。

エスプレッソと注文する必要はないんですが、

「 café 」だけだと、飲み方を聞かれることが多いです。

「飲み方はどうされますか?」なんて聞かれないです。

「の、何?」って顔されます。

「 café solo 」まぁ、por favor をつけましょうか。

solo = ただの

ソロ・デビューのソロですよね。違うかな。

あの小さなカップに入ったエスプレッソです。

café con leche

leche = 牛乳

con = と共に

café = コーヒー

カフェ・オ・レですね。

フランス語になっただけで

たぶん文法的にも同じですよ。

【オ】が前置詞で【レ】がミルク。

で、日本でコーヒーにミルクを入れる感じのが

café cortado カフェコルタード

cortado = cortar の過去分詞

cortar = 切る、短くする、遮る・・・・

八番目に出てきます⇒混ぜ物を入れる

これ、ミルクが入って出てきます。

だから、ソロ、コンレチェ、コルタード

それぞれでカップの大きさが違います。

 

ついでに言っときますと、

水を頼んだ時も聞かれます。

¿ sin gas, con gas ?

sin = ・・・なしに、・・・のない

gas = ガス

con = ・・・と共に

要するに、普通の水か炭酸水かってことです。

もちろん有料です。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です