相手の「思い」を受け止める

人類は乗り越えるべき道をたどったわけで、

日本は、その先陣を切ったわけです。

こんな言葉を発表した人がいるそうです。

「日本というお母さんは難産して母体を損なったが、
生まれた子供はすくすくと育っている。
今日東南アジアの諸国民が、米英と対等に話ができるのは、
いったい誰のおかげであるのか。
それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。
12月8日は、我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが、
一身を賭して重大決心をされた日である」

これは、植民地にならず、

独立を保ち続けたタイ王国の人の言葉です。

タイ国駐屯軍司令官であった中村明人氏が、

戦後、国賓待遇で招待された時のもので

リップサービスありと思われる新聞記事だそうです。

リップサービスだから本意じゃない。とか、

そういう、ひねくれた反応はしなくてよろしい。

ボクが言いたいのは、

日本人が言ったわけじゃないですよ、ということ。

日本がとった行動を、

このように解釈する人がアジアにいたということです。

この人は、後に首相になる人です。

ボクは、こういった事例

日本を他者が褒めてくれている事例を

いろいろな形で取り上げて

もう、聞く耳を持たなくなった人なんかは後回しで、

これから歴史を習うような若い人たちに伝えたいと思って

この『覚醒のすすめ』を書き始めました。

 

最近といいますか、ここ何年くらいか

「若者の右傾化」という声を聞きます。

出所が想像できますので、

鼻で笑っちゃうようなことですが、

そんな言葉も肯定的にとらえます。

真ん中が90度だとして、

左がゼロ度、右が180度としましょう。

「右傾化」と聞きますと、

90度だったものが100度のほうに向かっている。

こんなイメージを抱きます。

ところが、ジツのところは

発言者が限りなくゼロ度に近いところにいますから、

10度くらいになりつつあっても、一大事なんです。

彼らからしたら「右傾化」はウソじゃないんですね。

ボクからしたら、

立ち直りかけてんじゃないかって思えるんだけど、

彼らからしたら、とんでもない傾きの変化なんでしょう。

ですから、まず、

「そうかい、それは心労ですなぁ」と認めてあげて

認めてあげたうえで、

正しい認識を教えてあげるべきだと思うんですね。

人は認められたいものでして、

だいたい騒ぐってことはそういうことでしょ。

まず、認めてあげる。

そのあと、指導してあげた方がいいんじゃないか。

そんなことを思うんです。

主張を認めるというんじゃなくて、

相手の気狂いするほどの

「思い」を認めてあげるべきだと思うんです。

 

この「思い」を認めるという表現が、

分かりにくい方もいるようなので、

ちょっとくどくなりますが、

細かく説明します。

「思い」というものには間違った思いもあります。

その間違った思いを、

間違った思いとして受け止めるということです。

跳ね返しちゃいけない、吸収しちゃう。

そして、大事なことは、その吸収したものに

間違った影響を受けちゃいけない。

消化しなければならないわけです。

例えば子供が駄々をこねて

「あれが、ほしーい」と言ったとします。

貴方の主張は分かりました、でも認めません。

こういうことってありますね。

「思い」を認めるというのはこういうことです。

判断はこちらでします。こういうことです。

 

動いちゃってるものを止めるには

大きなエネルギーがいるんです。

もろに受けないで、とりあえず「いなす」というかね。

ボク、大相撲好きですから、つい。

そして、できれば、相手の勢いを利用できるといいですね。

うっちゃりとか、はたき込みとか、

とにかくハッキリと負けさせる必要はある。

最近はインターネットのおかげで

先方の勇み足が目立ちますなぁ。


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