Inoshishi-mura puerta-3

  (ホームページ版)

(問)

W.G.I.P.ってご存知ですか?

ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの略です。

単語を直訳すると、戦争・罪悪感・情報・計画。

そのまんまですね。

日本は情報戦において負けましたが、戦後もまんまとやられたままです。

日本は大戦後六年半占領されていました。その間の占領政策の一環として、

日本人の心に戦争についての罪悪感を植え付けるために施されたのが、W.G.I.P.です。


日本は戦争になると「敵国語など使うな!」と英語を禁じましたが、

アメリカは厖大な人員と予算を付けて、日本の研究を始めました。


その徹底した研究による占領政策の一つがW.G.I.P.なのです。

どうでしょう?そんな洗脳みたいなものに、簡単に引っかかるわけがない!

こんな思いは、ありませんか?

この政策とセットで行われたものに「プレス・コード」があります。新聞の掟。


マッカーサーは言論の自由、報道の自由を掲げます。

日本の新聞社は、戦時中は軍の検閲を受けていましたから、

アメリカってのは立派だなぁ、さすが自由の国。なんて思いながら、

サァってなもんで、書きだします。

「原爆なんて、無茶苦茶ひどいことをしたもんだ!」

朝日新聞が非常にいい、批判記事を書きます。

そして、GHQに呼ばれます。

「おメェ、わかってないみたいだな」ってなもんで、こっぴどくやられます。

それでも、がんばってさらに書きました。

日本では物資が欠乏しています。新聞に使う紙はGHQが握っています。

この紙を止められてしまうわけです。

新聞各社が呼び出され、詳しいお達しが告げられます。

事前にチェックが入り、合格にならなければ刷れない。これがルールです。

問題の記事があった場合、

その部分を取り消して空白のままにしておけば、読者が勘繰りますから、

空白は作らず、別の記事で埋めよ!こういう指導も受けます。


プレスコード、たとえばこんなのはアウトです。

「米軍兵士の犯罪を扱った記事」

「連合国の政策を批判した記事」

「日本の内政問題にGHQが干渉していることを書いた記事」

「憲法草案は連合国の強制による産物であることをほのめかした記事」


これらの事前検閲が四年間続きました。

「おまえたち、もうわかったな」ってなもんで、

事前検閲は終わり、事後検閲に切り替えられます。

刷る前に言ってもらえば、大変ですけど、直せばいいんです。

刷ってから引っかかると、発売禁止ですから、大赤字です。

ここに、余計な忖度が生まれ、

発信できるもの発信しなくなるという、自主規制が成長していきます。


この間に焚書も行われました。

戦前の本を日本軍による宣伝工作用の書物と断定し、没収するわけです。

GHQは前面に出ず、日本政府にやらせます。

このことは、当然ながら新聞によって知らされることはありません。

積極的な洗脳工作としては、「眞相はかうだ」というラジオ番組がありました。

実際にあった出来事を巧みに取り入れた

日本人に罪悪感を持たせるためのフィクション番組です。


いかに巧妙に徹底されていたか。このことを考えるよりもわかりやすい例は、

現実にわたしたちは知らされないことで騙されているという現実があるということです。

国連憲章では、日本は「敵国」のままです。

日本が平和でいられたのは、アメリカがアメリカのために日本を守っているからです。


冷戦が終わったので、フィリピンはアメリカ軍に出て行ってもらいました。

すると、すぐにフィリピンの近くの島に中国が入り、

埋め立て工事を続け、軍事施設まで作ってしまっています。

尖閣諸島も本気で取りに来たときがありました。

日本は民主党政権でしたので、非常に危うい時です。

このときは、アメリカが

「そこに手を出したらアメリカは動く」と明言したために中国は引っ込みました。

沖縄にアメリカ軍が居てもらっては困る中国は、

アルバイトを雇って米軍基地反対運動をしています。


今の日本は、GHQのプレスコードを無意識に保持したまま、

さらに中国のプレスコードがかけられているような状態です。

中国の悪事は知らされないか、やわらげられて伝えられるため、

本当のことが見えないのです。

日本の歴史教科書は、

中国・韓国の機嫌をとるように捏造されている部分があります。

学校で習う日本の歴史とは違う

本当の歴史を、学んでみたいと思いませんか?

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